音楽はできればCDで買おうの話
はじめに
おはこくろう(CV.大塚明夫)
ディジコンアドベントカレンダー2021 12月5日担当の黒狼です。
本題
最近(?)では、AppleMusic、AmazonPlimeMusic、Spotifyなど様々なサブスクで音楽を聴けるサービスがあります。月額1000円を切るものが多く、学生にとってはとても魅力的なものです。私もSpotifyを学生プラン月額500円で利用しています。
一方で、私は多いときでは月に1万ぐらいCDに使っていました。なぜこんなにコスパの悪いことをしているのか? 大きく分けて5つほど理由がありますのでご紹介したいと思います。
1「あたり・はずれを引けるから」
おそらくそのアーティストを聴くことになった有名な1曲はあるでしょう。サブスクではアルバムからその曲だけを切り取って聞くことができます。そこで私は申したい「もったいなくね?」と。シングルやアルバムを買うと、目当ての1曲のほかに曲が入っています。それらを聴くことで、次のことが期待できます。
・聴いてみてその曲が、好きになること/好きじゃないと思うこと
・こんな表現もできるのかと気づくこと
・買ったことを後悔すること
知らないことより、知って判断することが財産だと考えています。
・好きな曲のアレンジが入っていること
・ライブの録音が入っていること
・インストゥルメンタルが入っていること
こちらは、わかりやすいメリットですね。プレミア感があります。
(こらそこ、アルバムをサブスクで聴けばいいとか言わない)
2「CDはアーティストがこだわって作ったものだから」
CDは曲はもちろん、曲構成の順番、ジャケット、歌詞カードなど様々な要素をアーティストやプロデューサーがこだわって作っています。
曲の構成順だと、こういったもの。
1と2をつなげてそのまま聞いてみると曲がつながっているように聴こえると思います。
「イヤガール」のYoutube公開時は単体でしたが、アルバムで聴くと曲にアレンジが入ったように聴こえて、プレミア感があります。ライブだとアレンジをしてもらえる場合が多いですが、行きにくいご時世、こういった楽しみ方はいかがでしょうか?(こらそこ、アルバムをサブスクで聴けばいいとか言わない(再))
次に歌詞カード。こちらはミスチルの歌詞カードですが、曲をイメージしたデザインになっています。ミスチルは昔からアルバムジャケットをデザイナーに依頼したりと、ビジュアル面でのこだわりが強いです。こういったこだわりがアナログで感じられるのも魅力ですね。
3「音質」
音楽をデータ化するときに、1秒あたりのデータ量がどのくらいあるかを示した単位をbpsといいます。
CDに入っているデータはWAV形式で一般的に圧縮を一切しておらず、1411bpsほどあります。
対して、サブスクで配信されているデータは契約の品質によって様々ですが、一般的に320bpsとなっています。データの数値上で見るとサブスクのデータはかなり圧縮されていることが分かります。
この違いを気にする人、気にしない人、感じる人、感じない人は完全に個人差です。
ただ、私は、重低音と超高音が好きです。mp3の圧縮形式だと、ミリ秒しか入らない超高音や、重低音の響きが消えてしまいますので、非圧縮形式にこだわっています。
4「マイナージャンル・昔の音楽だから」
これも私の趣味の問題ですが、マイナーなゲームミュージックや、80年代、90年代のマイナーバンドだと、サブスクにはないことが多いです。
5「所有欲」
タイトルの通りです。
まとめ
・アーティストがビジュアルにこだわっている。
・ジャンルがマイナーである。
・重低音、超高音がある音楽である。
・2010年以前の音楽である。
音楽の種類にもよりますが、上記のいずれかに該当する場合は、CDを買ってみてはいかがでしょうか。または、サブスクで好きになったアーティストなどがいましたら、買ってみるのもおすすめですね。
まずは、ベストアルバムなどを中古で探してみると、安価なものがたくさんあるのでお勧めですよ。
では今回はこんな感じで、1日遅れの黒狼でした~